2024年3月期(第15期)の自動車販売関連事業・自動車リサイクル事業の営業概況は、以下のとおりです。

自動車販売関連事業

当セグメントにおきましては、国産新車販売は、半導体不足等による製造ライン稼働率低下の影響による商品供給遅れは回復し、在庫車両の販売等に注力することで国産新車販売台 数は前年同期比を上回ることができました。国産新車販売台数は前年同期比8.0%増の 5,678台となり、輸入車新車販売においても国産新車販売とほぼ同様の結果となり、輸入車 販売台数は前年同期比6.1%増の472台となりました。これらの結果、新車販売台数は前年 同期比7.8%増の6,150台となりました。 ① 自動車販売関連事業 中古車販売については、既存顧客からの受注が堅調に推移しております。しかし、第2四 半期連結累計期間までは中古車オークション相場が、商品不足による中古車オークション相 場の乱高下の影響を受けたことで、卸売(業販)が大幅に減少し、中古車販売台数は前年同期 比3.6%減の9,010台となりました。 これらの結果、売上高は315億17百万円と前年同期と比べ24億8百万円(8.3%)の増収と なりました。

自動車リサイクル事業

当セグメントにおきましては、生産台数(再資源化処理)は前年同期比0.0%増の9,054台 (前年同期9,051台)となり、使用済自動車の入庫は、前年同期比7.2%減の8,712台となりま した。売上高は、鉄およびアルミならびに希少希土類(レアアース・レアメタル)等の資源相 場の下落により減少しておりますが、輸出関連売上は増加しております。また、売上原価 は、中古車オークション相場の大幅な価格変動の影響が少なくなりました。 これらの結果、売上高は15億84百万円と前年同期と比べ1億97百万円(14.2%)の増収と なりました。